可動壁を備えた和室の実例は、現在ほとんど残っていない貴重な建物
白雪楼は江戸時代の末、沼隈の豪農山路機谷が、邸内に移築、祖父重好が京都黒谷で営んだ奇好亭を楼造り(二階建)に改め、漢学研鑚の場にしたもので、多くの漢学者がこの建物を訪れています。
その後、白雪楼に思い入れの深かった頼家9代俊直が明治25年、竹原に移し、留春居(りゅうしゅんきょ)としたものを、竹原頼本家(春風館)から無償で下蒲刈町に寄贈されました。
建物の部材には細かく位置を示した墨書があり、内部は趣向を凝らした建築様式となっています。
中でも一階にある可動壁を備えた和室の実例は、現在ほとんど残っていない貴重な建物です。
INFORMATION
- 営業時間
- 09:00~17:00(入館は16:30まで)
- 定休日
- 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金
- 一般400円、高校生240円、小中学生160円
- 住所
- 〒737-0301呉市下蒲刈町三之瀬197
- 電話番号
- 0823-65-3066
- Webサイト
- 駐車場台数
- 50
- 駐車場料金
- 無料
- 駐車場備考
- 約50台(無料)