瀬戸内海の多島美が織りなす大パノラマ!四季の移ろいを楽しめる名山
三原市の南側に位置する標高311メートルの展望スポットです。山頂のデッキからは、穏やかな水面に大小さまざまな島が点在する、この地域ならではの絵画のような風景を堪能できます。
一年を通じて表情をガラリと変えるのも、この山の大きな魅力。特に春の美しさは格別で、約2,000本の桜が山を淡いピンク色に染め上げ、青い海とのコントラストを楽しむお花見の名所として多くの人で賑わいます。夏から秋にかけては、澄み切った空気の中でのハイキングが心地よく、広大な景色を独り占めするような贅沢な時間を過ごせます。さらに秋が深まり冬を迎える頃の早朝には、冷え込みによって海面に「海霧(うみぎり)」が発生。島々が白いベールに包まれて雲海に浮かんでいるかのような、幻想的な光景に出会えることもあります。
ここは古くから多くの旅人や知識人が、その類まれな眺望を求めて訪れたことでも知られています。この山の名前は、江戸時代の儒学者・詩人であった頼山陽(らいさんよう)が、海面に映り込む山のシルエットを「筆の影」に例えたことに由来すると伝えられており、文豪をも惹きつけた美しさは今も色褪せることがありません。
さらに奥深い景色を楽しみたい方は、ここから車で約10分ほどの距離にある「竜王山」まで足を延ばすのも、このエリアならではの楽しみ方です。そこからは、青い海に浮かぶ島々を縫うように、しまなみ海道の白い橋がはるか遠くまで伸びていく様子を一望できます。筆影山から竜王山へ、三原の絶景を一度に満喫する欲張りドライブもおすすめです。



