霧の海に抱かれて美の余韻にひたる
標高約490mの高谷山にある展望台からは、秋から早春にかけて晴れた日の早朝、三次盆地に立ち込める幻想的な霧の海を見ることができます。深く立ち込めた霧を山頂から見下ろすと、山は海原に浮かぶ島々のように佇み、神秘的な「霧の海」が三次市内を抱いているかのようです。乳白色のつややかな「霧の海」は、日の出とともにオレンジ色に染まり、吹く風に誘われて色々な表情を見せます。
限られた気象条件の時だけしか現われない景色ですが、自然が創り出す三次の「霧の海」は、一見の価値があります。
また、夜景も楽しめますので、霧が晴れた夜はデートにいかがでしょうか。