建設当時のオランダ最新技術
この樋門の特徴は、それまでの唐樋と違い、ロクロの心棒部分と樋門の樋蓋を縄でむすび、鉄製のハンドルを回すことで、樋蓋を上下させることで樋門を開閉させる当時のオランダ最新技術を使ったところです。
そのため、南蛮渡来の技術を使った樋門ということで「南蛮樋」(またはナンマン樋)と呼ばれました。
熊川河口付近に建造されていた南蛮樋は「土手町南蛮樋」として平成2年11月6日山口県有形民俗文化財に指定されました。
熊川の河川改修工事のため撤去されましたが、南蛮樋の文化財としての価値を保全するため、平成27年12月に移築復元されました。
近くには堀川南蛮樋や歴史民俗資料館があります。堀川南蛮樋までは約100mの桜並木がありますので、春には桜もお楽しみいただけます。
歴史民俗資料館下では、樋門部材の一部を見ることもできます。
INFORMATION
- 営業時間
- 終日
- 定休日
- 無休
- 料金
- 無料
- 住所
- 〒742-1101山口県熊毛郡平生町大字平生町
- 駐車場備考
- 近隣にある役場駐車場もしくは平生スポーツセンター駐車場へ駐車してください。