爆風の直撃で大きな被害を受けた拝殿と本殿
木立に囲まれた狐瓜木神社は、東区戸坂くるめ木の小高い宮ノ山にあります。
拝殿は江戸後期の1805年(文化2年)、本殿は1912年(大正元年)に建てられました。
1945年(昭和20年)8月6日、爆心地から4.98キロメートルで被爆。
爆風が直撃し、拝殿西側の柱のうち1本が10センチ内側にめり込んでしまったために土壁が崩壊。
東の間の天井と屋根が突き抜けてしまいました。
また、西側にあった直径約二尺二寸の太鼓が東側の柱まで吹き飛ばされ、絵馬額面三十面が飛散するなど、被害は大きかったようです。
INFORMATION
- 住所
- 〒732-0008広島県広島市東区戸坂くるめ木1-1-20