被爆後の復興を金融の面から支えた史実を伝える
旧日本銀行広島支店の建物は、古典様式の優れた外観を有する広島の昭和初期を代表する歴史的建築物であり、また、1945年(昭和20年)8月6日、爆心地から380mという近距離で被爆しながらも、その堅牢性から建設当時の姿を現在もほぼ残しています。
被爆時においては、1階と2階は鎧戸を閉じていたため、内部の大破を免れましたが、3階は開けていたため全焼し、建物にいた20人が死亡しました。
被爆から二日後の8月8日には、銀行の支払い業務が開始され、営業不能となった市内金融機関の仮営業所が設置されたという、金融面から広島の復興を支えた史実を伝える貴重な被爆建物です。
2000年7月に、広島市の重要有形文化財に指定され、現在一般公開されています。
開館時間:10時~17時
休館日 :12月29日から1月3日
入館料 :無料
地下1階展示室(「近代広島の歩みと海外移民」に関する広島市所蔵資料の常設展示)
開室時間:10時半~16時半
休室日 :月曜日(祝日の場合はその翌平日)
入室料 :無料
INFORMATION
- 営業時間
- 10:00~17:00
※イベントにより、17:00以降延長することがあります。
- 定休日
- 12月29日~1月3日
- 料金
- 無料
- 住所
- 〒730-0036広島県広島市中区袋町5-21
- 電話番号
- 082-504-2500
- Webサイト