原爆の爆風を浴び北に傾いたままの本堂、境内には類焼をはばんだ大イチョウが今もそびえる
安楽寺は、1533年(天文2年)、現在の場所(東区牛田本町)に建てられました。1758年(宝歴8年)の広島城下の大火で一度焼失しましたが、1788年(天明8年)、本堂が再建されています。
1945年8月6日、爆心地から2.19キロメートルで被爆し、本堂や山門は骨組みだけとなり、庫裡も倒壊してしまいました。
本堂は現在も北に傾いたままで、軒裏には焼け焦げた跡が残っています。境内には原爆の類焼から守ってくれた大イチョウが、今もそびえています。
INFORMATION
- 住所
- 〒732-0066広島県広島市東区牛田本町1-5-29
- 電話番号
- 082-221-1729