原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)

建立年月日 昭和27年(1952年)8月6日

世界最初の原子爆弾によって壊滅した広島市を、平和都市として再建することを念願して建立されたこの碑は、東京大学教授(当時)丹下健が設計したものです。

原爆犠牲者の霊を雨露から守りたいという気持ちから、屋根の部分がはにわの家型をしています。

碑には、「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という碑文がきざまれており、中央の石室には、国内外を問わず、亡くなった原爆被爆者の名前を記帳した原爆死没者名簿が納められています。名簿は関係者の申し出により書き加えられ、令和6年(2024年)8月6日現在で、128冊(344,306人の名前が記帳された120冊と「氏名不詳者多数」と記された1冊)になっています。