【広島島根】縁結びの聖地 出雲大社 へと続く、古き良き歴史旅|ひろしまね旅


今回は、広島県と島根県を2泊3日で横断できる、古き良き歴史旅をご紹介します。その土地に根付いた文化や風習を知るほどに、見えてくる景色は変わってくるものです。
先人たちが試行錯誤を重ねた機能美としての戦艦や、ポップカルチャーとしての妖怪文化、そして全国の八百万(やおよろず)の神々が集う出雲の地など。教養を深めることが旅の醍醐味であることを知っている、いい大人に薦めたい旅先を厳選しました。

Profile
とみー さん
・広島県
①てつのくじら館
②大和ミュージアム
③五月荘
④おりづるタワー
⑤肉割烹まさ㐂
⑥三次もののけミュージアム
・島根県
①cafe 住留
②石見銀山世界遺産センター
③大森エリア散策
④CARB CLIFF TERRACE IZUMO
⑤出雲大社
⑥出雲きよら
⑦羽根屋 本店

「無料でここまで?」と驚かされる、てつのくじら館。目の前に現れる本物の潜水艦は迫力満点で、実際に内部へ入れる貴重な体験も可能です。旅のはじまりにピッタリの、非日常の世界を楽しめるスポットです。

実際に使用されていた潜水艦の内部に入り、海に深く潜航していた際の生活や環境を体感できます。普段はなかなか味わえない、特別感のある体験が叶います。

広島を語る上で外せない港町・呉。てつのくじら館では、呉の地と深く関わりながら発展してきた海上自衛隊の歴史についても学ぶことができます。

大和ミュージアムは、巨大戦艦「大和」を中心に、呉の歴史と日本近代史、ものづくりの技と歩みを伝えてきました。現在は2026年4月のリニューアルオープンに向け、徒歩約10分の場所で「大和ミュージアムサテライト」を開催。こちらも充実した内容になっています。

館内でも一際目を引くのが、戦艦「大和」にも搭載されていた零式観測機の実物大模型です。近くでじっくりと鑑賞することで、大和をはじめとした戦艦群の大きさや当時の高い技術力を実感できます。

ミュージアムの見どころは模型だけに留まりません。旧海軍工廠(工場)で建造された戦艦や、軍港としての呉の歴史など、今に繋がる展示を行っています。船造りの技術、思い、そして平和への祈りに触れることができます。

「海軍さんの料亭」として知られる五月荘では、明治時代の海軍料理を再現した料理が楽しめます。地元食材を使い、季節ごとに丁寧に仕上げられた料理は、長年愛され続けてきた理由が伝わる味わいです。

かつて日本有数の軍港として栄えた呉市には、海軍御用達の料理店が数多くありました。その中で現在も営業を続けているのが五月荘。貴重な歴史を今に伝えています。

広島の食材を使い、季節に合わせて丁寧に仕立てた料理で、呉に訪れる人をもてなします。何度でも足を運びたくなる、風格ある一軒です。

広島の街を一望できるおりづるタワーは、歴史と平和への祈りを同時に感じられる場所です。屋上展望台で瀬戸内の風に吹かれながら広島の街を眺めると、自然と会話も弾んでいきます。

屋上のウッドデッキからは、平和記念公園や原爆ドーム、晴れた日には宮島の弥山までを一望できます。大切な人と訪れたい眺望スポットです。

館内には9層続くらせん状のスロープがあり、散歩気分で上り下りできます。壁面には、戦後100年への祈りを込めた巨大アートWALL ART PROJECT"2045 NINE HOPES"も展示されています。

肉割烹まさ㐂は、長らく肉食が禁止されてきた日本の和食文化に「肉」をとりいれ、日々新しい挑戦をし続けています。選び抜かれたお酒と一緒に、炭火焼や和出汁、旬の野菜を使ったこだわりの一品料理を堪能できます。

少し変わった思い出を作りたいなら、三次もののけミュージアムがおすすめです。妖怪の世界を楽しく学べる展示に加えて、体験型コンテンツも充実しています。遊び心満載で自然と笑顔になれるスポットです。

約5,000点の妖怪コレクションを所蔵!三次に伝わる妖怪物語をはじめ、日本各地の妖怪文化を学べる展示がそろっています。

チームラボによる妖怪遊園地では、絵に描いた妖怪が動き出す演出も!思い思いに動く妖怪や小人たちと不思議な空間で遊ぶことができます。

古民家を活かした、レトロでほっと落ち着く雰囲気のカフェ。地元食材を贅沢に使ったお料理は味もボリュームも満点です。旅の合間に一息つきたくなったら、木の温もりに包まれながら食事が楽しめます。

旬の地元野菜をたっぷり使って作られた住留ランチは、ここでしか味わえない限定メニューです。お腹を空かせてご注文ください。

ジャズが流れる店内で、窓からは四季折々の草花を眺めながらゆったりと過ごすことができます。時にはコンサートや演奏会が行われることもあります。

石見銀山をより深く知るならぜひ訪れたいのが、石見銀山世界遺産センター。模型やジオラマで江戸時代の暮らしや採掘の様子を分かりやすく解説しています。石見の歴史と空気、人々の生活をじっくり感じることができるスポットです。

江戸時代から続く石見銀山の歴史や、銀山がどのように世界に知られることになったのかなど、石見銀山の価値に向き合う展示がそろっています。

銀山とともに生きた人々の暮らしを、さまざまな形で学ぶことができます。曜日限定の体験コーナーもあるので、ぜひ時間をかけてご見学ください。

世界遺産・石見銀山の歴史が残る大森エリア。ノスタルジックな雰囲気が溢れる町並みには、資料館やカフェ、お寺やお土産物店など、銀山に関係のある見どころがたくさんあります。

銀山の町・大森は、石見銀山までの町並み通りに見どころが集中しています。気の向くままに歩きながら、銀山を支えた町の雰囲気を楽しめます。

精錬所の遺跡や江戸時代の暮らしが感じられる武家屋敷、銀山によって栄えた商家屋敷など、テレビで取りあげられたこともあるスポットが多くあります。

海を望むロケーションが魅力の隠れ家的なレストラン。大きな窓から広がる景色と、島根食材を使った料理を一緒に楽しめます。時間帯によって雰囲気が変わるのも魅力で、特に夕方はロマンチック。旅の特別な食事に選びたい一軒です

島根の伝統的な食材をベースに、炭火で香ばしく火入れした料理が並びます。月替わりのコースもあり、ジャンルにとらわれない多彩な料理を楽しめます。予約も可能なのでシーンに合わせてご利用ください。お店は海のすぐそばにあるので、オーシャンビューのテラスで風と夕陽を楽しみながら、自慢のお料理や特別感のあるひとときを味わうことができます。

日本屈指の縁結びの聖地として知られる出雲大社。深い緑に包まれた境内に足を踏み入れ、大きなしめ縄を見上げると、自然と背筋が伸びて気持ちも澄んでいきます。旅の節目や記念日に訪れるのもオススメです。境内には、「いなばのしろうさぎ」の伝説に由来して、いたるところにウサギの像が置いてあります。可愛らしい姿を追って散策しながら、出雲大社の歴史も感じることができます。

出雲大社参拝とあわせて楽しめる、出雲きよらの調香体験。出雲の森の木で作られた精油から、好みの香りを選んで調合することで、世界に一つだけの香水を作ることができます。体験には予約が必要なので、旅行の日程に合わせて公式サイトもご確認ください。

森の木々が健やかに育つためには、光や風を通す「間伐」が必須です。出雲きよらは、その間伐で生まれた木材を利用し、神聖な香りと一緒に森へ恵みを届けているのです

神聖な出雲の森で育った檜・クロモジなどの木々を利用して、自分だけのオリジナル香水や、浄化スプレーを調香することができます。世界に一つだけの香りをぜひ手に入れてください。

出雲そばの名店として知られる羽根屋 本店。職人が伝統を守り続ける手打ちの「献上そば」は、香り高く喉越しも良好です。出雲に来たならぜひとも立ち寄って味わいたい一品です。

時の天皇が山陰地方を訪れた際、羽根屋のそばを召し上がって気に入り、そこから「献上そば」という名前が使われるようになりました。そばの実の黒い殻も一緒に挽いて打つことで、色が黒くて香りのいい麺を作り上げます。羽根屋 本店では、職人の伝統的な技でそのそばを味わえます。