広島の観光について学び、自由な発想で新しいアイデアを考える「#がっこうでかんこう」。
前回の授業を経て、広島の観光資源や情報発信の方法について学んだ牛田新町小学校の児童たちが、それぞれの視点から「広島の観光をもっと面白くするアイデア」を考えました。
そして迎えた今回の授業では、これまでの学習の成果を発表するプレゼンテーションを実施。広島を代表する食をはじめ、自然、キャラクター、音楽など、子どもたちならではの柔軟な発想から生まれた、個性あふれる観光アイデアが披露されました。

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発表会|学習の成果をそれぞれ発表!

瀬戸内レモン×ご当地自販機 開発

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瀬戸内レモンジュースの製造と販売を企画した山根さん。
シンガポール発祥のLOT技術を活用した自販機「iJooz(アイジュース)」を参考事例として出しつつ、広島の特産品でもある瀬戸内レモンを使ったフレッシュジュースを、その場で作って提供できる自販機を設置するアイデアを考えました。「瀬戸内レモンをきっかけに、広島にもっと多くの観光客が来てほしい」と、広島の特産品の魅力を発信したいという想いを語ってくれました。

おいしい!がみつかる”広島フード横丁”

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広島のおいしいを堪能できる「広島フード横丁」を企画した坂田さん。
牡蠣やお好み焼きといった定番グルメはもちろん、それ以外の広島のおいしい食べ物も一度に楽しめる場所として、屋台文化を連想させる“横丁スタイル”の観光スポットを考えました。観光客が気軽に立ち寄り、広島の味を食べ歩きできる、にぎやかなグルメスポットのアイデアです。

夢広がる!ドリミネーション×観光

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広島の冬の風物詩「ドリミネーション」とキャラクターを掛け合わせた石井さんと岡崎さん。
牡蠣ともみじをモチーフにしたオリジナルキャラクターを制作し、SNSで情報を広めたり、グッズ展開を行ったりすることで観光を盛り上げるプランを考えました。キャラクターを通じて広島の魅力を発信し、観光とビジネスの可能性を広げる、夢の広がるアイデアです。

広島の魅力をバーチャルから発信!次世代の観光アイデア

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広島の魅力を「伝える人」に注目した田阪さん。
新しい情報発信の方法として提案したのは、「広島市公認VTuber」というアイデアです。ネーミングやキャラクターデザインは、嚴島神社、もみじ、広島城、牡蠣など広島から連想できるキーワードをもとに考案。動画配信などを通じて広島の魅力を発信し、若い世代にも広島を知ってもらう仕組みを提案しました。

旅の思い出にメロディを。観光客を音楽でおもてなし

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観光資産として「駅メロディ」に注目した有田さん。
広島を代表する音楽を駅のメロディとして活用することで、公共交通機関で訪れた観光客に「広島らしさ」を感じてもらうアイデアです。電車を利用するたびに広島の音楽に触れられることで、旅の思い出としても印象に残る仕掛けを考えました。

湯来町をもっと元気に!地域に根差した観光施策

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もともと自然が好きだという寺畠さん。
偶然読んだ湯来町のパンフレットをきっかけに、広島には豊かな自然があることを知り、驚いたといいます。「今まで知らなかった湯来町の魅力をもっと知りたい」と感じたことから、自然を活かした観光について考えました。市町の人口減少が進んでいる中で、自然を活かした観光や体験を増やすことで人が訪れるきっかけをつくり、地域を元気にするアイデアを提案してくれました。

真剣なまなざしで発表を聞いていて、内容を聞いて深くうなずいている生徒さんもいらっしゃいました。
発表後の質疑応答の時間には、企画に対しての気になった点やわからなかった点、またアドバイスなどたくさんの意見が飛び交う時間となりました。

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任命式|ひろくまがサプライズで登場!

発表会の後には、サプライズでHITひろしま観光大使でもある、広島発のローカルキャラクター「ひろくま」が登場!ひろくまが姿を見せた瞬間、教室には黄色い歓声が飛び交い、会場は一気に笑顔に包まれました。さらに、2月26日()に発売された初となる書籍『ひろくま』をお渡しすると、「読みたい!」「早く見てみたい!」と、児童たちから楽しそうな声が上がり、みんな興味津々の様子でした。

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初の書籍『ひろくま』を、担任の向井先生へお渡ししました!

交流会|ひろくまと触れ合いタイム

発表会の後は、ひろくまと交流する時間も。ひろくまと一緒に記念写真を撮ったり、実際に触れてみたりと、児童たちは思い思いにひろくまとの時間を楽しんでいました。
笑顔があふれる和やかな雰囲気の中、広島の観光について学んだ一日を締めくくる、楽しい交流の時間となりました。

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向井美貴子 先生

広島の人口流出を減らし、観光で地域を盛り上げたいという思いから始まった「#がっこうでかんこう」の学習。子どもたちは自分で課題を見つけて調べ、仲間と意見を交わしながら企画を形にし、最後までやり遂げました。子どもたちの柔軟なアイデアからさまざまな企画が生まれ、その過程で主体的に学ぶ力や協働する力が育ったことを感じています。この学習が、ふるさと「広島」を大切に思う気持ちにつながっていくことを期待しています。

牛田新町小学校のみなさま、ありがとうございました!

牛田新町小学校の皆さん、この度は「#がっこうでかんこう」の取り組みにご参加いただき、本当にありがとうございました。子どもたち一人ひとりが広島の魅力に向き合い、自由な発想で観光のアイデアを考えてくれたことに、私たちも大きな刺激をもらいました。今回の学びや発表が、これからの広島への関心や地域への愛着につながっていけば嬉しく思います。
「#がっこうでかんこう」は今後も、子どもたちが観光という視点から地域の魅力を発見し、発信する機会を広げていきたいと考えています。広島の未来を担う子どもたちのアイデアが、地域の新しい可能性につながることを期待しています

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