近年、カラフルなお守りや、かわいい絵馬など、寺社ごとの特徴が表れた授与品が人気を呼んでいますが、広島県も例外ではありません。
そこで、足を延ばしてでも出会いたい、個性が光る開運アイテムをご紹介します。
広島護國神社
広島城の敷地内にある広島護國神社では、広島らしさ溢れる「鯉みくじ」を引くことができます。鯉がおみくじをパクリとくわえた姿が愛らしく、初詣で大人気。紅白の色合いは縁起がよく、置物として持ち帰ることができます。広島城は別名「鯉城(りじょう)」と呼ばれており、神社の拝殿には双鯉と昇鯉の像があったりと、鯉に縁の深いスポット。広島東洋カープがペナントレース開幕前に、必勝祈願で訪れる場所としても知られています。
愛宕神社
愛宕(あたご)神社は、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム」に程近く、広島東洋カープのファンにお馴染みの神社です。野球ボールを模したお守りのほか、必勝祈願の絵馬が有名で、境内にはカープファンが書き納めた『日本一』の文字がずらりと並びます。ペナントレースの開幕前には、地域の住民とファンが一体となった、カープの必勝祈願祭が行われます。野球観戦に行く道中で、必勝祈願に訪れてみてはいかがでしょうか。
住吉神社
住吉神社では、広島県内で唯一、FIFA公認のワールドカップサッカーお守りを受けることができます。神様の遣いであり、サッカー日本代表のエンブレムになっている「八咫烏(やたがらす)」をモチーフにしており、日本代表のユニフォームに合わせたサムライブルーが印象的です。FIFAワールドカップ2022カタール大会での盛り上がりをきっかけに、県外からもお守りをお目当てに来る参拝者が増えました。
和多志神社(自転車神社)
和多志(わたし)神社はサイクリストの聖地「しまなみ海道」の因島にあり、「自転車神社」とも呼ばれています。交通安全の神様である「和多志大神」がまつられ、お守りから絵馬、おみくじに至るまで自転車一色です。なかでも、自転車のハンドルに直接付けられるタイプのお守りが人気を呼んでいます。境内にサイクルラックが多数用意されるなど、全国的にも珍しいサイクリストファーストの神社として、SNSでも話題沸騰中です。
長笹楽山オートバイ神社
北広島町のツーリングスポット「長笹樂山(ながささらくさん)」の施設内には、全国で2番目に建立されたオートバイ神社があります。オートバイの絵柄が入った絵馬やお守りなどが揃っており、日々の交通安全祈願はもちろん、新しいバイクが納車された際に訪れる人もいるそうです。宿泊施設やフレンチレストランも併設されており、知る人ぞ知るバイカーの聖地となっています。