紅葉谷川庭園砂防施設
戦後土木施設として 初めての重要文化財
紅葉谷川庭園砂防施設は戦後の土木施設として全国初の「重要文化財」に指定されました。
自然に囲まれた渓流沿いを散策すると、大小の落差が奏でる流れの音に癒されます。
紅葉橋からゆっくり歩く20分間の散策!
嚴島神社から宮島ロープウェー紅葉谷駅へ向かう途中に、ちょっと寄り道!
紅葉谷公園の渓流沿いをのんびりと。
おすすめです。
砂防カード
重要文化財の見どころを書いた 6種類の砂防カード
重要文化財の見どころを書いた全6種類の「砂防カード」を、2か月ごとに1種類、
弥山展望台で無料配布します!
また、重要文化財の指定を記念して、
先着1,000名に「砂防カード(限定版)」を配布します。
砂防カード(限定版)は、なくなり次第、配布を終了し、
砂防カード(通常版)の配布に切り替わりますので、お早めにお越しください。
砂防カードの配布は、2か月ごとに一人1種類(1枚)とし、
お一人様、最大で計6種類(6枚)まで受け取ることができます。
《砂防カードの配布について》
2021年3月1日から砂防カードの配布を開始しましたが、
広島県への新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の発令期間中は配布を中止します。
厳島の歴史的風致との調和が図られた砂防施設
戦後の混乱期に国と地方政府、 GHQが連携し、実現した砂防施設
弥山から嚴島神社の背後に流れくだる紅葉谷川。
紅葉谷川庭園砂防施設は1945年の枕崎台風で被災した『史跡名勝厳島』の災害復旧事業として、1948年着工、1950年に竣工しました。
砂防と庭園の専門家の協働により、土石流によって堆積した巨石を巧みに利用しながら、紅葉の名所として知られる紅葉谷公園の風景や厳島の歴史的風致との調和が図られた砂防施設です。
終戦直後の混乱に、国および地方政府、連合国最高司令官総司令部が連携して実現した文化財の災害復旧としても重要な施設です。
地図