地元産のブドウにこだわった高品質なワイン
「三次市」と「世羅町」は、独特な気候と地形を活かしたワイン造りが盛んなエリア。地元産のブドウにこだわったワイン造りが行われています。三次市で造られている希少価値の高い「貴腐ワイン」はワイン好きにはとても好評です。ぜひ一度味わってみてください。
ワイン造りに適した気候、風土
果物の栽培が盛んな土地
果物の栽培が盛んな「三次市」と「世羅町」では、地元産のブドウを使ったワイン造りが行われています。その土地独特の気候風土や水に恵まれた環境とともに、醸造家の努力によって高品質なワインを提供しています。丁寧につくられたワインは国内のワインコンクールにて数多くの受賞歴を誇っています。
豊かな水によって育まれた「TOMOEワイン」
丁寧に手摘みで収穫されたブドウを使用
3つの川が合流する「三次市」は水の街。街を流れる川の水が霧になり、やがて雨を降らせるという、自然の営みが繰り返されます。この特有な気候条件の中で育まれた新鮮なブドウによって「TOMOEワイン」はつくられています。大切に育てられたブドウはひとつひとつ選別しながら手摘みで収穫。このようなつくり手の努力が、味わい深いワインを生みだしています。
霧の街が造り出した「貴腐ワイン」
厳選されたブドウだけを醸造
「霧の海」で知られる三次市はブドウの産地として有名な土地ですが、干しブドウのような非常に糖度の高いブドウ、「貴腐ブドウ」も収穫される貴重な地域です。
貴腐ブドウが収穫されるときにだけ醸造される「貴腐ワイン」は、ハチミツのような重厚感のある甘みと風味、貴腐香と言われる独特で複雑な香りの希少性の高いワインです。
ワイナリーでは地元食材を使った食事を堪能
春と秋にワイン祭りを開催
「広島三次ワイナリー」では赤白さまざまなワインの試飲はもちろん、地元の食材と一緒にワインが楽しめるレストランを併設。広島和牛をはじめ、旬の野菜やお米も地元産にこだわり広島の味を堪能できる施設です。春と秋にワイン祭りを開催しています。
三次市を訪れるためのアクセス情報
広島市から三次市までのアクセス方法を紹介
<JR利用の場合>
「広島駅」~「三次駅」までJR芸備線にて快速利用の場合約1時間25分、普通利用の場合約1時間50分
<路線バス利用の場合>
「広島バスセンター」~「三次バスセンター」まで約1時間20分
<マイカー利用の場合>
広島市内から 広島自動車道・中国自動車道経由の場合約1時間15分 国道54号線経由の場合約1時間45分
地元産のブドウにこだわった「せらワイン」
農家とワイナリーが連携してオリジナルワインを生産
世羅町では町内の法人・個人農家と契約して栽培したブドウを使ってワイン造りが行われています。まずは、土地に合うブドウの品種を探すことから始まった「せらワイナリー」。農家とワイナリーが連携して研究開発に取り組み、現在ではハニービーナス、マスカット・ベーリーAから、シャルドネやメルローといったワイン専用の品種を栽培して地元産オリジナルワインを生産しています。
ブドウ本来の香りや風味を味わえる!
口当たりがいい、飲みやすいワイン
世羅町で有名なブドウ「ハニービーナス」はえぐみやクセが少なく、フルーティーで優しい口当たりが特徴。酸味や渋みが少なく、口当たりの良いワインが豊富に揃っています。飲みやすいワインが多く、初心者からワイン通まで広く好まれています。
ワイン造りが学べる醸造工程見学!
お買物が楽しめるワイナリーショップを併設
「せらワイナリー」では毎年9月から11月上旬にかけてワインの仕込みが行われます。工場内の見学通路では実際に果実を搾った果汁を入れた醗酵タンクや、瓶詰め作業が見学できます。オリジナルグッズを販売するワイナリーショップも併設。地元の食材を使った創作料理が楽しめるレストランではワインと食事が楽しめます。
世羅町を訪れるためのアクセス情報
広島市から世羅町までのアクセス方法を紹介
<路線バス利用の場合>
「広島バスセンター」~「甲山営業所」まで高速乗合バス「ピースライナー」にて約1時間30分
<マイカー利用の場合>
広島市内から 山陽自動車道・国道25号線経由の場合約1時間30分
ワインと相性抜群の地元グルメ
ワインと一緒に「かき」や「チーズ」を味わう!
広島産ワイン一緒に食べたい地元グルメは瀬戸内海産「かき」。新鮮な生かきはもちろん、フレンチなどの創作料理との相性抜群。さらに獲れたての魚介を使ったイタリアンなどもおすすめです。県北部の山間で自然放牧するスタイルでチーズを作っている『三良坂フロマージュ』。口の中でふわっととろける「リコッタ」や、フレッシュな「モッツアレラ」など、絶品チーズとワインの組み合わせを満喫。上質なワインとともに地元グルメを堪能する豊かな時間をお楽しみください。