もしも、サンフレッチェ広島アンバサダーの森﨑さんが、毎日頑張る人に広島で心身を癒すリフレッシュプランを案内するなら

尾道エリアのスタートは商店街西側にある『おやつとやまねこ』から。尾道エリアに来るとつい買ってしまう、尾道プリンが目当てです。広島でつくられた「サゴタニ」の低温殺菌牛乳と生クリーム、地元産の卵で作るプリンはしっとりなめらか。レトロな瓶は可愛いだけでなく、加熱するのにゆっくり火が入るから柔らかい口当たりになるのだそう。魚の容器入りレモンソースをかけて味変できるのもポイントです。クッキーやスコーンといったおやつも購入できます。

大宝山の中腹にある千光寺は、尾道のまちを一望できる絶好のビュースポット。往復のロープウェイを使ってもいいですが、あえて徒歩で登るのをおすすめします。疲れを癒すには程よく体を動かすアクティブレスト（積極的休養）が効果的。僕自身も現役の時に実践していた疲労回復方法の一つです。
商店街から山手側へ抜けると国道2号線と踏切のある交差点があり、ここが千光寺道のスタート。石段を進むと迷うことなく千光寺に出られます。ちょっと大変な道のりですが、ゴールで待っている尾道随一の絶景を頑張った自分へのご褒美にして。

本格的にお腹がすく夕方～夜にかけては、広島名物を忘れず堪能してほしいので広島駅近辺に戻ります。広島駅南口すぐのビル6階にある「ひろしまお好み物語 駅前ひろば」は、以前にお好み焼親善大使を務めたことがある思い出の場所。約15店舗のお好み焼店が並び、お気に入りの味を見つけられます。
大型鉄板を完備したレンタルスペースもあるので、インストラクターの手ほどきを受けながら自分で焼くのもいいですね。熱々出来立てを鉄板でぜひ。

お好み焼でお腹を満たしたら、お次は本格的な飲みュニケーションを。広島駅西側の飲み屋街、通称「エキニシ」は呑兵衛にははずせない夜のおすすめスポット。赤提灯的な一軒からお洒落なスタンド、話題の韓国料理店までが、雑多な通りに所狭しと並びます。
おすすめの使い方は、やっぱりハシゴ酒。広島弁が飛び交う飲み屋街は人情と温かさに触れることができ、「広島に来たんだな」と実感できる瞬間の一つ。1人でも仲間とでも楽しめます。

酒場を堪能してぐっすり眠ったら、翌日はリバーサイドでモーニングやブランチを。平和記念公園の対岸、元安橋東詰の河川緑地にある『カフェ ポンテ』はイタリア語で“橋”を意味する憩いの場。心地よい川風を感じながら、本格イタリアンが楽しめます。
ブラジル出身のチームメイトが、母国の雰囲気を感じると絶賛するほど、広島にいながらどこか異国情緒を感じられるカフェです。生ハムのシーザーサラダにスクランブルエッグが付くモーニングや、ベーコンエッグのモーニングが1日のスタートにおすすめです。