戦時中、呉は「東洋一の軍港」として繁栄した地。
また戦前から江田島といえば海軍兵学校を意味し、日本海軍の拠点となっていた場所です。
このような背景から二つの市には、砲台跡や零戦など戦争の爪痕を残す貴重な遺物が数多く見られます。
これらの歴史跡をたどりながら、戦没者の慰霊と世界平和への祈りの思いを新たにしましょう。
一方では、この辺りは瀬戸内ののどかな風景や独特の港町風情に浸れる魅力もあります。
“平和への祈りを新たに...旧海軍足跡めぐり ”
- DAY1
- DAY2
三高山砲台跡
所要時間 : 約60分
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沖美町の南東にそびえる標高400mあまりの山頂にある、明治時代の砲台跡。当時の様相をほぼそのままに遺している建物内は、まるで時間が止まったかのような雰囲気がします。山頂にいたるまでの瀬戸内の島々の眺めが絶景です。
車 約15分
サンビーチおきみ
所要時間 : 約75分
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江田島海軍カレー
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立ち寄りスポット〜おみやげはコレ!
海軍の食事の代名詞といえばカレー。「江田島海軍カレー」は、旧海軍のレシピをもとに開発されたもの。パッケージには"隠れキャラ"もいるので、探してみよう。「江田島ふるさと交流館」などで販売。
車 約40分
海上自衛隊第1術科学校
所要時間 : 約70分
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かつて世界三大兵学校のひとつとして名を馳せていて、明治21年に東京築地から移転して以来、大勢の逸材を輩出しました。御影石の大講堂、赤レンガの旧生徒館など一般公開されており、教育参考館では貴重な資料も見学することができます。
“平和への祈りを新たに...旧海軍足跡めぐり ”
呉市海事歴史科学館 (大和ミュージアム)
所要時間 : 約90分
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愛称は「大和ミュージアム」で、1/10サイズの戦艦大和や本物の零戦などを展示、屋外には実物大の戦艦「大和」をイメージした公園も整備されています。毎週土・日曜にはワークショップやサイエンスショーが開催されます。
徒歩 すぐそば
海上自衛隊呉史料館 (てつのくじら館)
所要時間 : 約70分
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呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)の向かいにある「海上自衛隊呉史料館」(愛称:てつのくじら館)では、陸揚げされた潜水艦の艦内を無料で一般公開しています。海上自衛隊の歴史や技術、乗組員たちの生活などを知ることができます。
あきしおカレー
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立ち寄りスポット〜グルメならコレ!
海上自衛隊呉史料館 (てつのくじら館)のカフェコーナーで味わえる名物「あきしおカレー」。ごはんが「潜水艦あきしお」の形になっていて、ハンバーグと旗付き。1日限定30食で昼を過ぎると売り切れることも多い人気メニュー。
車 約10分 国道487号経由
アレイからすこじま
所要時間 : 約50分
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国内で唯一、潜水艦を間近で見ることができる公園です。周りは旧海軍工廠のレンガ建造物が並ぶレトロな雰囲気で、夕日が美しく見える場所でもあります。毎週日曜には海上自衛隊呉基地(下バース)で護衛艦の一般公開も行われています。
車 約5分 国道487号経由
歴史の見える丘
所要時間 : 約50分
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呉が軍港都市から平和産業都市として歩んできた明治時代以降の歴史を象徴する、工場群が一望できる地です。造船船渠記念碑、子規句碑、噫(ああ)戦艦大和塔、旧呉海軍工廠礎石記念塔があります。
屋台通り
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立ち寄りスポット〜夜のグルメはコチラに!
呉駅から川沿いに徒歩5~10分位歩いたところの「赤ちょうちん通り」は、全国でも珍しい電気と上下水道が整備されている屋台通りです。ラーメン、お好み焼、地鶏炭火焼きなど多彩な屋台が並び、特に週末はにぎわいを呼んでいます。
〒737-0051 広島県呉市中央3丁目11−18