映画『8時15分 ヒロシマ 父から娘へ』 特別グローバル配信イベント

世界全域に向けてアメリカから特別無料配信決定

ポスター

映画『8時15分 ヒロシマ 父から娘へ』 特別グローバル配信イベント

映画『8時15分 ヒロシマ 父から娘へ』特別グローバル配信イベント開催
2021年夏の全国劇場ロードショーに続き、この夏広島・長崎の77周年原爆記念日と第1回NPT再検討会議開催に合わせ、世界全域に向けてアメリカから特別無料配信決定!

映画『8時15分 ヒロシマ 父から娘へ』特別グローバル配信イベント開催

2021年夏の全国劇場ロードショーに続き、この夏広島・長崎の77周年原爆記念日と第1回NPT再検討会議開催に合わせ、世界全域に向けてアメリカから特別無料配信決定!

この8月、1NPT再検討会議が国連で行われる中、世界中の人たちにヒロシマを想い、今までにないほど差し迫っている核戦争の脅威を再認識し、信条や文化が異なっても平和な共存策を真剣に考えていただくため、広島と長崎の原爆記念日に合わせ、アメリカからの特別グローバル配信を決定しました。(英語サイトURL: https://watch.showandtell.film/watch/815hiroshima)

1945年8月6日。ヒロシマを生き抜いた少年がやがて父となり、現代を生きる娘に伝えた想い。それは、父から娘へ託された、平和を願う永遠のメッセージ。

1945年86日、世界で初めて広島に投下された原子爆弾を至近距離の自宅屋根の上で被爆した父・進示の壮絶な体験を、娘である美甘章子(みかも あきこ)が、長い時間をかけて丹念に聞き取り、2013年英語で書籍化。
2014年日本語版「815分 ヒロシマで生きぬいて許す心」(講談社エディトリアル)を出版。2020年にエグゼクティブ・プロデューサーとして、30代のアメリカ人映画製作チームらと手弁当で映画化した。
815分ヒロシマ 父から娘へ』は、戦争の愚かさ、原爆の残酷さのみを声高に訴えるのではなく、その地獄の様な状況にあっても、生きることを諦めなかった父の想いと、その40年後に起こったある事件から導き出され、父から娘へしっかりと受け継がれた、世界の平和を叶えるための大切なメッセージを紐解いていく。

ナッシュビル映画祭2020 観客賞受賞など世界的評価も高く、ハリウッド映画化への準備が進められている。

ストーリー

1945 年8 6 日、第二次世界大戦中の広島は、普段と変わらない朝だった。

父の福一と共に建物疎開の準備をしていた19 歳の美甘進示は、自宅の屋根に上って瓦を剥がしていた。その時、目をくらます激しい光が襲った。その "爆発する太陽" は一瞬にして進示を真っ暗闇の奈落の底に突き落とした。史上初めての原子爆弾は広島中を焼き尽くし、瞬く間に7 万人以上の命を奪ったのだ。真夏の炎天下、父と息子は想像を絶する苦痛の中、ひどく焼けただれた体を引きずって、救助を探し彷徨う。あたり一面息絶えた人々と呻き声で埋め尽くされ、救いの手はどこにも見当たらない。進示はあまりの激痛から解放されたい一心で、死にたいとすら願った。だが父・福一の力強い言葉に支えられ、進示は必死で前へ進む。しかし、父と離れ離れになった進示はひとりきりになり、毎日父が探し当ててくれるのを待っていた。

3ヶ月後なんとか歩けるまでに回復した進示は、父を探して自宅のあった場所に戻った。そこで燃え尽きた瓦礫の中から、ガラスは吹き飛び、高熱により原爆炸裂の時間「815分」の針の影が文字盤に焼きついた父の懐中時計を見つける。全て焼き尽くされた広島で進示を家族や先祖と結びつけるものはそれしかなかった。

40 年の月日が経ち、進示の平和への願いは形となってニューヨークにある国連本部に届く。しかし、その数年後ニューヨークを訪れた娘の章子は驚くべき事実を知る。日本中を駆け巡ったその知らせは、新たな恵みへと導く光となる―。

スタッフ

監督: J.R. ヘッフェルフィンガー
HBO、Facebook、ディズニーなどに作品を提供している。長編デビュー作品「虹の下に」は第28回ミルバレー映画祭で世界初公開され「黒澤監督や今村監督の精神に触れたようであり、不屈の生の輝きと響き合う」と評された。

エグゼクティブ・プロデューサー原作著者:美甘章子(みかも あきこ)
1961年、広島市出身。被爆二世として世界平和への願いと使命を身近に感じて育つ。父・進示氏の被爆体験を記した原作は先に英語で執筆、出版された。それまでほとんど英語で直接語られたことが無かった至近距離被爆体験を、幼い頃から聞いていた父の話を元に記し、逆境に打ち勝つ強さと許す心の大切さを世界に伝えた。

プロデューサー: ニニ・レ・フュイン
プロデュースした短編映画「ザ・ダーク・オブ・ナイト」(監督 ロビン・ライト)はカンヌ映画祭でプレミアされた。2014年には米ネットフリックス人気シリーズ「ハウス・オブ・カード」にリン・ファン役でレギュラー出演。主な出演作品は「ブレードランナー 2049」「ドラゴン・タトゥーの女」「ワンダーウーマン」など。

INFORMATION

開催期間
2022/08/06(SAT) - 2022/08/09(TUE)
Webサイト
お問い合わせ

<メディア向け>
8:15 Documentary LLC (カリフォルニア州、サンディエゴ市)
Eメール:info@815documentary.com (日本語でも受付可能)
グローバルウェブサイト:https://www.815documentary.com/

ACCESS

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