コレクション展 2025-Ⅰ【広島市現代美術館】
展覧会概要
本展は、コレクションの特質に親しんでもらうためにいくつかのキーワードとともに作品を紹介します。展示を大きく二部構成に分けて展開し、第1室と第2室を「ハイライト」、第3室と第4室を「広島/ヒロシマ」として、収蔵作品がもつ意味や歴史とそこから生まれるひろがりをご覧いただきます。
ハイライト
・広島のまちとアーティスト
美術作品は美術館のなかにあるばかりではなく、まちのなかにも多く見られます。たとえば平和大通りの緑地帯に立つ柳原義達《ラ・パンセ》。この作品はまちの復興と
市民の憩いを願って、1953年に広島で戦後はじめて設置された野外彫刻と言われています。このセクションでは、それ以降広島のまちに美術をとおして関わったアーティストを紹介します。
・生命礼賛
「手のひらを太陽に」という歌があります。「ぼくらはみんな生きている」という歌詞から始まるこの歌では、ミミズ、オケラ、アメンボ、トンボ、カエル、ミツバチ、スズメ、イナゴ、カゲロウが「ぼくら」の「友だち」としてあげられています。このセクションでは、生きもの(生命)の枠をそれら虫や動物からさらに広げつつ、作品を紹介します。
広島/ヒロシマ
広島は、被爆地としての特質を意識して語られる際、しばしばカタカナで「ヒロシマ」と表記されます。当館の収集方針のひとつに「『ヒロシマ』と現代美術の関連を示す作品」があり、「ヒロシマ」をテーマとした制作委託による収集も行ってきました。
このセクションでは、広島/ヒロシマという地域性に関連付けられながら生み出された作品を中心に展示します。

INFORMATION
- 開催期間
- 2025/04/26(SAT) - 2025/08/24(SUN)
- 開催時間
- 開館時間:10:00 –17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
(※ただし5/5、7/21、8/11は開館)、5/7(水)、7/22(火)、8/12(火)
- 開催場所
- 広島市現代美術館
- 料金
- 一般350(250)円、
大学生250(150)円、
高校生・65歳以上150(100)円、
中学生以下無料
※( )内は30名以上の団体料金
※毎月第3日曜日は「ハロー!コレクションデー」(コレクション展無料)
※原爆障害者章、身体障害者手帳ほかをお持ちの方と、その介添者は無料
- 住所
- 広島県広島市南区比治山公園1-1
- 電話番号
- 082-264-1121
- FAX番号
- 082-264-1198
- Webサイト