神亀年間(724~729)に開基されたと言い伝えられています。江戸時代の文献には、「鎌倉幕府の4代将軍頼経の子が疱瘡をわずらった際、長福寺の西条柿(原種)を食したら完治した」と伝わっています。文化・文政年間(1804~30年)ごろまでは幹周り4.8mという柿の巨木があり、当時はこの柿だけが「西条柿」と呼ばれていたようです。現在、各地に植えられている西条柿の原木がこの地にあったことから、「西条柿発祥の地」として市史跡に指定されており、県・市重要文化財の仏像群も安置されています。
INFORMATION
- 住所
- 〒739-0041東広島市西条町寺家
- 電話番号
- 082-420-0977