広島市水道発祥の浄水場ポンプ室を改修した資料館 被爆の記憶と近代水道の歩みを物語る
広島市水道資料館は、広島市水道発祥の地である牛田浄水場内に大正13年(1924年)に建築された送水ポンプ室を改修したもので、館内外の展示により広島市の水道やその歴史についてわかりやすく学べるようになっています。
この建物は、昭和20年(1945年)8月6日、人類史上初の原子爆弾が投下された爆心地から2.8キロメートルの位置にあり、現存する「被爆建物」として登録されているとともに、広島市民の生活と産業の発展を支えてきた近代水道の歩みを物語る遺産として、経済産業省が認定した「近代化産業遺産」にも選ばれており、歴史的価値のある建物です。屋外には大正時代のポンプや創設時の水道施設に掲げられていた石額等を展示しています。
また、館内に「原爆と広島市水道」のゾーンを設け、原爆投下後も広島の街に命の水を送り続けた実話を、デジタルマンガ等により紹介しています。
そのほかにも「館内に隠されたスタンプをすべて揃えると絵が完成するスタンプラリー」など、子どもも大人も一緒に楽しみながら館内を巡ることができます。
みなさん、ぜひ資料館へ「来て」、「見て」、「感じて」みてください!
INFORMATION
- 営業時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
3月~11月の水・金・土・日曜日及び祝日・休日、水道週間(6月1日~7日)、夏休み(7月21日~8月31日)
- 定休日
- 月・火・木曜日、12月~2月
- 料金
- 無料
- 住所
- 〒732-0068広島県広島市東区牛田新町1-8-1
- 電話番号
- 082-511-6808
- FAX番号
- 082-221-5320
広島市水道局企画総務課
- Webサイト
- 駐車場備考
- 駐車場はありませんので、近隣の有料駐車場または公共交通機関をご利用ください。