原爆に耐え戦前の広大な工場の記憶をとどめる給水塔 井戸は現在も現役
1919年(大正8年)創業の日本麻紡績は、当時、己斐の山陽本線沿線の広大な敷地を持ち、多くの平屋建ての工場や倉庫が立ち並んでいました。
工場内には4面にアーチをあしらった、レンガ造3階建の給水塔があり、近代的な工場の象徴となっていました。
爆心地から2.83キロメートルで被爆。
木造建物は半壊しましたが、給水塔と煙突、井戸は幸いにも残りました。
現在は給水塔にはポンプが設置され、造園会社が経営している園芸店舗、己斐ガーデンスクエアのシンボル塔となっています。
煙突は解体してなくなりましたが、井戸は現在も現役で己斐ガーデンスクエアで使用されています。
INFORMATION
- 営業時間
- 10:00~18:00(店舗のオープンしている時間)
- 定休日
- 1月・2月・7月・8月、毎週月曜日
- 住所
- 〒733-0812広島県広島市西区己斐本町3-12-15
- 電話番号
- 082-271-0308