原子爆弾の爆風で折れ曲がった鉄骨が今も残る
1897年(明治30年)、陸軍糧秣支廠(りくぐんりょうまつししょう)宇品支廠が創設されました。
糧秣支廠とは、兵士の食糧や軍馬の飼料を調達、製造、貯蔵、配送する施設です。
その後、陸軍糧秣廠宇品支廠と改称され、1911年、宇品御幸通り西側にレンガ造の缶詰工場が建設されました。
1945年(昭和20年)8月6日、爆心地から3.21キロメートルで被爆。
当時は配置替えや疎開などで従業員も少なく、人的被害は軽微でしたが、爆風は鉄骨を屈曲させるほど威力がありました。
1985年、郷土資料館として開設。
爆風で折れ曲がった鉄骨の一部は、現在玄関ホールの上部に保存されています。
INFORMATION
- 営業時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 定休日
- 毎週月曜日、祝日の翌日
- 料金
- [2014年4月1日~]<br />個人/大人100円、シニア・高校生50円、中学生以下無料<br />団体(30名以上・幼児は人数に含まず)/大人80円、シニア・高校生30円、中学生以下無料
※シニア料金は公的証明書または健康手帳による年齢確認が必要です。
- 住所
- 〒734-0015広島県広島市南区宇品御幸2-6-20
- 電話番号
- 082-253-6771