被爆者救護に尽力した医学者マルセル・ジュノー博士をたたえる碑
建立年月日 昭和54年(1979年)9月8日
マルセル・ジュノー博士(Dr.Marcel Junod)1904?1961 スイスの医学者。昭和20年(1945年)8月9日、赤十字国際委員会の駐日主席代表として来日した博士の当初の目的は、連合軍捕虜などの動静を調査することでした。しかし、原爆被害の惨状を知ると直ちに連合軍司令部へ救援を要請、戦争が終わるや調達した医薬品を持って9月8日に広島入りし、被害調査に当たるとともに自らも治療に携わりました。この碑は、被爆者救護に人道的立場から尽力した博士の功績をたたえるために建設されたもので、博士の功績を讃えるとともに、裏面には「無数の叫びがあなたたちの助けを求めている」というジュノー博士の著作からの一文がきざまれています。
INFORMATION
- 営業時間
- 年中無休
- 住所
- 〒730-0811広島県広島市中区中島町1(平和大通り緑地帯、平和大橋西詰)