ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の行った「平和アピール」の中から選ばれた一節が刻まれ、人類の平和への願いが込められた碑
建立年月日 昭和58年(1983年)2月25日
昭和56年(1981年)2月25日に広島を訪れたローマ法王ヨハネ・パウロ二世が、核兵器廃絶を訴えた「平和アピール」は全世界の人々に多大な感銘を与えました。このアピールを造形して平和祈念の1つのよりどころとしたのが、この碑です。上部の抽象彫刻像は、世界中が肩を寄せ合って調和と安定、共存を未来に込めて志向する状態を表し、人類の平和への願いが込められています。碑文はローマ法王の行った「平和アピール」の中から選ばれた一節が日英併記で刻まれています。「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命を奪います。戦争は死そのものです。過去を振り返ることは、将来に対する責任をになうことです。ヒロシマを考えることは、核戦争を拒否することです。ヒロシマを考えることは、平和に対しての責任を取ることです。」
INFORMATION
- 営業時間
- 3月から7月/08:30~18:00 8月/08:30~19:00※8月5日、8月6日は20:00まで 9月から11月/08:30~18:00 12月から2月/08:30~17:00 ※閉館時刻の30分前までにご入館ください。
- 住所
- 〒730-0811広島県広島市中区中島町1-2 広島平和記念資料館東館内