爆心地から1.82キロメートル、屋根の上には変形した九輪が残る
頼山陽文徳殿は、1931年(昭和6年)に頼山陽没後100年祭を機会に建設されました。西洋風の重厚な外壁に、九輪をいただく和風屋根が特徴の建物です。
戦局が悪化したため、市役所から戸籍の大部分をここに疎開させていました。
1945年8月6日、爆心地から1.82キロメートルで被爆。爆風で戸籍簿は散乱しましたが、幸いにも焼失は免れました。
戦後は浅野図書館、社会教育施設などとして利用されていましたが、現在は閉館。屋根の上の九輪が変形したまま保存されています。
INFORMATION
- 営業時間
- 外観のみ見学可
- 住所
- 〒732-0817広島県広島市南区比治山町7-1
- 電話番号
- 082-242-7831
広島市市民局国際平和推進部平和推進課