被爆した明泉寺で唯一倒壊を免れた山門
比治山の北側に建つ明泉寺は、爆心地から1.90キロメートルで被爆しました。
原爆により倒壊を免れたのは山門だけで、本堂と庫裡は柱と梁だけという有り様でした。寺には3人がいましたが、幸いにも無事でした。ぽっかりと開いた屋根から月を眺めながら、しばらく生活していたそうです。
山門は明泉寺のシンボルとして保存されることが決まりましたが、段原の再開発事業により、1995年(平成7年)に約15メートル南に移動しました。
INFORMATION
- 住所
- 〒732-0811広島県広島市南区段原2-6-3
- 電話番号
- 082-261-8861