大使の皆さまといっしょに、
「豊かな広島の体験」を発信していきたい
広島市の中心地・紙屋町に店を構えるそごう広島店。紙屋町地区のランドマーク的な存在でもあり、市民に親しまれている百貨店です。
これまでも、「HITひろしま観光大使」とのコラボレーションイベントとして、観光大使がおすすめする広島土産の紹介や、店内サイネージに動画コンテストの優秀作品の放映などを実施しています。
Profile
そごう広島店 販売促進部 担当部長 泉さん
Q大使応援に賛同いただいたきっかけは、どんなことでしたか。
A当店は広島の中心部に店を構えて今年でちょうど50周年になります。これまで地域に根差し、地域との関わりを大切にしていくことを重視してきました。現在全館リニューアルを進めており、コンセプトを「豊かな広島の暮らしを体験できる百貨店」とし、新たな都市型商業施設の在り方を追求しています。 私たち従業員も、「豊かな広島の暮らしって何だろう?」と考えながらお客さまに向き合い、その活動の一つとして観光情報の発信を実施しています。HITひろしま観光大使の活動も「大好きな広島を知ってもらいたい」という意味では、当店の理念にもマッチすると思っています。また、当店を大使の活動の場として活用していただくことが、相互にメリットがあると感じたことも理由の一つです。
Q大使とのコラボの、主な目的は何ですか。
A一つには、大使の皆さまがお持ちの観光情報をご提供いただければと思っております。当店の理念に則って、観光という面でもご来店のお客さまに有益な情報を発信しようと取り組んでおりますが、やはり社内だけではリサーチに限界があります。 昨今のSNS社会では、同じ目線に立ったリアルな声が求められていますから、そういった意味でも大使の皆さまからの情報は大変重要です。当店にはデジタルサイネージというメディアがあります。発信したい動画などの素材をご提供いただき、大使の皆さまの作品発表の場としてもご好評いただいていると聞き及んでおります。こういったWin-Winの関係で、広島の観光を盛り立てていけるのではないかと思っております。
Qコラボ後、効果を感じたことはありましたか。
A数値的な効果はこれからですが、社会貢献活動としては、良い実績を重ねていると思います。近年は、実際にその地に訪れているような臨場感のある観光動画などが評価を得ています。大使の皆さまにお寄せいただく情報や動画は、クオリティが高く、パーソナルな視点もあり、非常に魅力的です。大使の皆さまが選んだ広島のお土産を販売することもそうですが、「大使ならではの視点」を継続して発信することで、この事業も面白い広がりが見えてくるのではないかと期待しています。
QHITひろしま観光大使の魅力は?
Aやはり、大使の皆さまお一人お一人が持つ、リサーチ力ですね。たくさんの方が大使として活動しているので、視点もそれぞれ、情報もそれぞれで、アイデアをいただいたり、商談の参考になったりもします。大使の皆さまの「おいしい」が2人、3人、10人と集まればエビデンスになって、自信をもって社内の企画につなげることもできると思います。年代、職業、県内だけでなく県外、国外などさまざまな立場の人が大使として活動されているのも、とても面白いと思います。 先日、HITひろしま観光大使の「ひろくま」とコラボしてペットボトルキャップアートを開催いたしましたが、小さなお子さまが積極的に参加してくださいました。こういった、色んな世代のお客さまに足を運んでいただくきっかけづくりとしても、色んな企画が考えられるところも良いと思います。
Q大使とのコラボで、今後やりたいことや、期待することはありますか。
A広島の各地にはまだまだ眠っている魅力がたくさんあるし、私自身も各地に商談に行って、見てきたこと・聞いてきたことがあります。その地に眠るストーリーを、大使の皆さまと一緒にひも解いていくのも面白いかもしれません。現在行っているデジタルサイネージの活用や、セレクトショップとのコラボも続けたいですね。「豊かな広島の暮らしを体験できる百貨店」の目標を念頭に置き、大使の皆さまと協力して、広島の魅力発信につなげていきたいと思います。