広島から愛媛へと島々をつなぐ「瀬戸内しまなみ海道」

尾道と新尾道大橋、尾道大橋、3つの渡船で結ばれた向島。尾道水道を行き交う渡船はノスタルジックで旅情たっぷりの雰囲気です。島の南側にある「国立公園高見山」山頂は、瀬戸内海に浮かぶ多島美を一望することができる絶景スポット。また、島内には尾道を舞台にした映画のロケ地が点在しています。

全国でも有数の柑橘類の生産地。特にレモンは明治時代から栽培が行われ、近年では農薬使用量を減らして皮まで食べられる「エコレモン」が生産されています。“島をまるごと美術館に”という発想のもと、たくさんの野外彫刻が島内に点在。瀬戸田サンセットビーチからは素晴らしい夕景が望めます。また、しおまち商店街ではローストチキンやコロッケなどの地元グルメが堪能できます。

伯方島は、古くから製塩業が盛んで、全国的にも知られた「伯方の塩」の発祥の地です。伯方・大島大橋のたもとにある道の駅「伯方Ｓ・Ｃパーク」はスポーツを楽しんだり、お土産を購入するなど観光拠点としての利用に最適。春の「開山公園」では約千本のソメイヨシノが咲き乱れ、瀬戸内の島々と桜が織り成す絶景を一望できます。

上島町は6つの有人島を含む25の島で構成されています。岩城島では島内で飼育された『レモンポーク』を使用した地元グルメ「レモンポーク丼」が美味しいと評判。弓削島では瀬戸内リゾートが満喫できる「インランド・シー・リゾート・フェスパ」や海水温浴施設「潮湯」に注目です。

四国側の起点となる今治市は全国的にタオルの産地として有名。タオルをテーマにした「タオル美術館」にはタオルとアートの世界が広がっています。「今治城」は江戸時代に築城の名手と謳われた藤堂高虎氏が築き、その後の日本の城の手本となったと言われる名城です。広大な堀には海水が引き込まれ、海の魚が堀を回遊する珍しい光景を目にします。「今治焼豚玉子飯」「今治焼き鳥」「今治ラーメン」など人気のご当地グルメを味わってください。

●尾道「千光寺公園」
●向島「国立公園高見山」
●生口島「耕三寺未来心の丘」
●伯方島「開山公園」
●大島「亀老山展望台」