
2025年、被爆80年という節目の年に、広島空港に新たな壁画が誕生します!
その名も「核のない世界へ 広島メキシコ友好壁画」プロジェクト。
この取り組みは、広島とメキシコのアーティストたちが手を取り合い、平和への願いをアートで発信するものです。
【広島とメキシコのつながり】
このプロジェクトの起点は、「広島とメキシコには共通する平和・非核の悲願がある」ということです。
広島は言うまでもなく、メキシコも世界に比類ないくらい、国を挙げて核兵器のない世界の実現に向けて外交を進めています。
【メキシコと壁画】
メキシコでは、古代文明の時代から壁に絵を描く文化が根付いています。
20世紀初期のメキシコは識字率が非常に低かったため、「壁画」は読み書きができない国民にも歴史を伝え、教育を施すための需要な役割を担っていました。
現在では文化遺産にも登録されており、メキシコを象徴する芸術表現の一つとなっています。
【プロジェクト概要】
発案・企画を行ったのは、日本人の母とメキシコ人の父をもつ兄弟、グティエレス一郎さんと実さん。
そして、世界25カ国以上で壁画を制作してきたメキシコ人壁画家姉弟のAdri del Rocio氏とCarlos Alberto GH氏が、広島空港に壮大な壁画を描きます。
1枚目:多くの観光客を迎える広島空港の外壁に壁画が描かれます
2枚目:壁画を描くアーティスト姉弟の姉、Adri del Rocio氏
3枚目:【無名な英雄達】2015年 メキシコ・ハリスコ州の地域病院
4枚目:【メキシコ=日本・広島友好記念壁画】2021年 メキシコ・メキシコオリンピック委員会本部
また、この壁画は”広島を世界一アートな街にする”プロジェクト「つなげるアート」の第4弾として制作されます。
>つなげるアートプロジェクト詳細はこちら
アートは言語も世代も思想も超えて、作品を通してお互いが理解や共感しあえるもの。
まさに平和都市・広島だからこそ取り組むべきもの、というのが「つなげるアート」の思想です。
いつかこの壁画の前で、世界中の人たちが平和を願う日が来ることを夢見て——
広島空港から発信する平和へのメッセージに、参加してみませんか?