特別展 「白の魔法 ーモネ、大観も使った最強の色ー」【ひろしま美術館】
絵画で「白」はどう使われたのか
印象派、なかでもクロード・モネの描く雪は、実際は水色や紫色、ピンク色など、さまざまな色が使われていますが、全体的に白い雪という印象を損なうことなく、微妙な質感まで見事に表現されています。このように、絵画に使われている「白」には、まるで魔法のような、さまざまな秘密が隠されています。赤色や青色といった有彩色や、同じ無彩色でも黒色と比べて、鑑賞者から「何も描かれていない」と見過ごされがちな白色ですが、モティーフの色としても、絵具の色としても、絵画にとって欠かすことのできない最強の要素のひとつです。それゆえ、古今東西の芸術家たちは、当時使用できる画材と技法を駆使し、独自の感性を用いて「白」を取り扱ってきました。
本展では、きわめて重要な役割を担ってきた絵画の中の「白」について、さまざまな角度から探ります。
※本展は会期中に展示替えを行います。詳細はひろしま美術館公式サイトをご確認ください。

INFORMATION
- 開催期間
- 2025/12/13(SAT) - 2026/03/22(SUN)
- 開催時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:年末年始(12月29日~1月2日)のみ
- 開催場所
- ひろしま美術館
- 料金
- 一般2,200円(2,000円)、高大生1,000円(800円)、小中生500円(300円)
※( )内は前売または団体(20人以上)の料金です。
※未就学児童は無料です。
※本展の入館券でコレクション展示もご覧いただけます。コレクション展示のみの入館券は販売しておりません。
※障がい者手帳をご提示の方は、ご本人と同伴者1人が無料になります。
※65歳以上の方は2,000円となります。当日受付に年齢確認の出来るものをご提示ください。
- 住所
- 広島県広島市中区基町3-2(中央公園内)
- 電話番号
- 082-223-2530