ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ【ひろしま美術館】
西洋絵画において自然や街の風景のみを描いた「風景画」は、印象派でひとつの頂点に達します。
近代以前の絵画が、主に神話、宗教などを記述するか肖像を描くものだったのに対し、近代に入ると、自然に重点を置いた風景画が描かれるようになりました。
その素地を整えたのが、各地の風景を訪ねて廻ったカミーユ・コローや、自然の姿に魅了されたバルビゾン派の画家たち、さらにクロード・モネを屋外制作へ導いたことで知られるウジェーヌ・ブーダンたちでした。
本展ではランス美術館が所蔵するコロー、ブーダンの作品を中心に、コローの師であるアシル=エトナ・ミシャロン、それら先達の影響を昇華し、刻々と変化する風景を描いたモネ、カミーユ・ピサロ、オーギュスト・ルノワールらの作品を紹介し、近代フランスにおける「風景画」の誕生をひもときます。印象派を中心とした当館の西洋絵画のコレクションに関係する展覧会です。
INFORMATION
- 開催期間
- 2022/05/21(SAT) - 2022/07/03(SUN)
- 開催時間
- 9:00~17:00(入館は 16:30 まで)
- 開催場所
- ひろしま美術館
- 料金
- 一般 1,400(1,200)円
高大生 1,000(800)円
小中生 500(300)円
※( )内は、前売りまたは 20 名以上の団体料金。
※65 歳以上の方は一般団体料金(1,200 円)でご入館いただけます。年齢確認ができるものを受付にご提示ください。
※障がい者手帳をご持参の方は、ご本人と同伴者 1 名が無料です。
※本展とコレクション展示は共通の入館券です。
- 住所
- 広島県広島市中区基町 3-2
- 電話番号
- 082-223‐2530
- FAX番号
- 082-223‐2519