近代の広島を知るための必須のポイント!
広島の伝統的な地場産業を中心とした赤レンガ造りの人文系博物館は、1911年建設の旧陸軍糧秣支廠の建物の一部を保存したものです。
市内に残る数少ない明治の近代洋風建築で建築技術や意匠が優れていることから、広島市の重要有形文化財に指定されています。
地場産業ばかりでなく、宇品築港や広島の歴史、人々の暮らしなどについても展示を行っています。
昔なつかしい、川舟やかもじなどが見られます。
《被爆建物について》
1897年(明治30年)、陸軍糧秣支廠(りくぐんりょうまつししょう)宇品支廠が創設されました。
糧秣支廠とは、兵士の食糧や軍馬の飼料を調達、製造、貯蔵、配送する施設です。
その後、陸軍糧秣廠宇品支廠と改称され、1911年、宇品御幸通り西側にレンガ造の缶詰工場が建設されました。
1945年(昭和20年)8月6日、爆心地から3.21キロメートルで被爆。
当時は配置替えや疎開などで従業員も少なく、人的被害は軽微でしたが、爆風は鉄骨を屈曲させるほど威力がありました。
1985年、郷土資料館として開設。
爆風で折れ曲がった鉄骨の一部は、現在玄関ホールの上部に保存されています。
INFORMATION
- 営業時間
- 9:00~17:00(入館は 16:30 まで)
- 定休日
- 毎週月曜日(12 月・1 月は月・火曜日)、祝日の翌日、12月29日~1月3日、その他臨時休館あり
- 料金
- 個人/大人 100円、シニア(65 才以上)・高校生50円、中学生以下無料
団体(30 名以上)/大人 80円、シニア(65 才以上)・高校生 30 円、中学生以下無料
※シニア料金は健康保険証や運転免許証などの公的証明書による年齢確認が必要です。
- 住所
- 〒734-0015広島市南区宇品御幸2-6-20
- 電話番号
- 082-253-6771
- Webサイト
- 駐車場台数
- 13
- 駐車場備考
- 13台(無料)