三滝観音として親しまれる、秋には紅葉も見事な空海創建と伝わる古刹

境内には、三瀧寺の名の由来ともなった三つの滝が流れています。

三滝観音としても親しまれている三瀧寺は、四季折々の自然に囲まれ、深山幽谷の趣きも深く、市民の憩いの場所として参拝に訪れる人も多いです。
特に秋の紅葉はみごとで、広島の名所のひとつです。

江戸末期から明治初期にかけて竣工された木造の建物が多く、谷間に想親観音堂や鐘楼、稲荷社、三鬼権現堂、鎮守堂などが点在しています。

境内には県の重要文化財である多宝塔があり、国の重要文化財である木造阿弥陀如来坐像もお堂に安置されています。
写真提供:TEAM.MIYA 宮本健吾さん ほか

1945年8月6日、爆心地から3.18(稲荷社)から3.30(鎮守堂)キロメートルで被爆。
原爆の強い爆風が斜面をかけ上ったため、境内の建物に大きな被害をもたらしました。
本堂は屋根や建具などが破損し、応急修理をしていましたが、1968年(昭和43年)に再建されました。

※参道が狭いため、譲り合い・マナーを守ってご参拝ください。

INFORMATION

住所
733-0805広島県広島市西区三滝山411
電話番号
082-237-0811

ACCESS

733-0805 
広島県広島市西区三滝山411

広島駅または横川駅からJR可部線「三滝駅」下車、徒歩約20分

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