16世紀半ばに毛利元就により開発。銀や鉛を生産した鉱山
久喜銀山遺跡は広島県との県境付近に位置しています。鉱脈の発見は鎌倉時代初期、最盛期は戦国末~江戸時代初期と伝えられています。郡山城を居城としていた毛利元就は、ここで産出された銀によって経済力を手に入れたとともに、鉛から鉄砲の弾を生産し軍事力を高め、その後の躍進の原動力となりました。現在も多くの採掘跡や、製錬関係の遺構が残されており、令和3年には国の史跡に指定されました。地元の方のガイドによる見学ツアーも行われています。
INFORMATION
- 住所
- 〒696-0316島根県邑智郡邑南町久喜
- 電話番号
- 0855-83-0606
久喜銀山ガイドの会