広島市には、3つの本格的な美術館が揃っています。西日本屈指のコレクションを誇るひろしま美術館、1920~30年代の美術作品や日本とアジアの工芸作品など幅広いジャンルの作品を収蔵している広島県立美術館、そして現代美術の楽しみ方や魅力を紹介する広島市現代美術館。全て近距離にあるので、印象派から現代アートまで、見ごたえ充分な作品群を一度に鑑賞できるチャンスです。自然環境や建築、カフェ、レストラン、ミュージアムショップなどそれぞれに個性のあるスポットで、アート三昧の一日を過ごしてはいかがでしょうか。
ひろしま美術館
広島県立美術館
国の名勝、縮景園に隣接した美術館
広島市の中心部に位置し、緑ゆたかな国の名勝・縮景園に隣接した美術館。ロビーや休憩室から、広島藩主・浅野家の大名庭園として築成された縮景園の四季折々の風景が楽しめます。
重要文化財《伊万里色絵花卉文輪花鉢》、《厳島図屏風》をはじめ、靉光(あいみつ)、圓鍔(えんつば)勝三、平山郁夫などの「広島ゆかりの美術作品」、河井寬次郎・浜田庄司に代表される民芸作品や、中央アジアの染織・金工を含む「日本とアジアの工芸作品」、そしてサルバドール・ダリ《ヴィーナスの夢》、イサム・ノグチ《追想》などの「1920~30年代の美術作品」をテーマに5,000点(寄託を含む)を超える作品を収蔵。年に4回程度の展示替えを通じて、所蔵作品展で紹介。友の会ボランティア・ガイドが作品について、わかりやすくご紹介しています。
また、企画展示室では、年に6本程度の特別展を開催。特別展に合わせ講演会やコンサートなどイベントも多数開催しています。