【HIT編集部】秋はアートに触れる旅へ。広島のおすすめアートスポット７選

暑い夏が終わり、もうすぐ芸術の秋が訪れます。
「美術館は敷居が高い……」と感じる方にもぴったりな、広島ならではのアートスポットを厳選してご紹介！

地域の風景に溶け込む美しい建築や、一風変わったアート体験など、展示以外の魅力もたっぷりご紹介します。
この秋はアートの世界から、広島の魅力を感じてみませんか？

ナイトミュージアムの舞台は、広島市中心部に位置する「ひろしま美術館」と「広島県立美術館」。
普段は入れない閉館後の特別な雰囲気と、目の前で繰り広げられる物語にいつの間にか引き込まれる、新感覚の没入型演劇です。

登場人物の案内で館内を巡り、作品が生まれた時代の歴史や文化に触れることで、アーティストが作品に込めた思いがより深く感じられます。
作品の世界に"没入する"新感覚のアート体験をお楽しみください。

瀬戸内海に浮かぶ瀬戸田（生口島・高根島）では、「島をまるごと美術館に」という発想のもと、島内に17個の野外アート作品が点在しています。
島の風景に溶け込み、季節や時間、天候により異なる表情を見せる作品は、作家自らが設置場所を選びました。

島内のアート巡りにはレンタサイクルがおすすめ！
生口島・高根島が位置するしまなみ海道では、レンタサイクルを利用して気軽にサイクリングが楽しめます。
美術館は敷居が高いと感じる方も、潮風を感じながら、アートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

2003年、世界的建築家・安藤忠雄氏の設計で千光寺公園内にリニューアルオープンした「尾道市立美術館」。
尾道にゆかりのある作品をはじめ、時代や国境、ジャンルを超えた作品を幅広く所蔵し、年間を通じて多彩な展覧会を開催しています。

美術館の2階からは、尾道の町並みと穏やかな瀬戸内海が広がり、絵画のように美しい風景を楽しむことができます。
尾道の散策と合わせて、アートに触れてみるのはいかがでしょうか。

「神勝寺 禅と庭のミュージアム」は、さまざまな体験を通して"禅とは何か？"を感じられる場所です。
坐禅や写経などの禅体験に加え、墨蹟の鑑賞や美しい日本庭園の散策といった、芸術作品を通じて禅の世界を体感できます。

特に、巨大な舟を思わせる外観が印象的なアートパビリオン《洸庭》では、現代アートを通じて禅の教えを解釈・表現したインスタレーション作品を体感できます。
アートと禅の融合を感じる神勝寺で、心を整え、自分自身に向き合う貴重な時間をお過ごしください。
《洸庭》Photo:Nobutada OMOTE

日本初の妖怪専門博物館である「三次もののけミュージアム」。
稲生物怪録の舞台として知られる三次市にオープンしたこの博物館では、妖怪がどのように人々に受け入れられ、愛されてきたかを時代ごとに辿ることができます。

アニメーションやインタラクティブな作品を通じて、妖怪の存在をより身近に、面白く感じられるのも三次もののけミュージアムならでは。
お子様から大人まで夢中になって楽しめる妖怪ワールドで、妖怪たちとの素敵な出会いをお楽しみください。

2024年、「世界で最も美しい美術館」に選出された下瀬美術館。
下瀬美術館の原点である雛人形をはじめ、エミール・ガレを中心とする西洋工芸、西洋美術、日本近代美術など、約500点を収蔵しています。

「アートの中でアートを観る。」がコンセプトで、世界的建築家・坂茂氏が手がけた建築も魅力のひとつ。
水盤に並ぶカラフルな可動展示室や、ガレが愛した四季折々の草花が彩る庭園、一面に瀬戸内海が広がる望洋テラスなど、訪れる人を魅了する美しい空間が広がっています。
Photo🄫SIMOSE

2020年に新築移転された、市立美術館としては県内最古の美術館である東広島市立美術館。
「暮らしとともにあるArt、生きる喜びに出会う美術館」をコンセプトに、近現代版画、現代陶芸、郷土ゆかりを中心としたコレクション展示や、現代絵本作家原画展などの自主企画展等を開催しています。

東広島の町並みと一体となった建築も見どころのひとつ。
「窓」の設計が特徴的で、隣接する公園からは美術館の全体を観ることができ、館内からは酒蔵通りの赤い煙突が見えるなど、市民に開かれた美術館として親しまれています。

まるで広島に友達がいるかのように、広島のことを何でも質問できるアプリ「KINSAI」。

ガイドブックには載っていないような、地元民ならではの情報が満載です！

Q.おすすめの美術館・博物館を教えて！

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