世界が注目する広島の"建築"を巡る旅
広島県には、現代建築の名作から歴史を刻む文化財まで、訪れる価値がある”建物”がたくさんあります。
建築を通じて、広島の魅力を再発見する旅に出掛けましょう！
1. ユネスコ『世界で最も美しい美術館』最優秀賞を受賞した下瀬美術館
2024年12月、大竹市の下瀬美術館がユネスコ『世界で最も美しい美術館』最優秀賞のベルサイユ賞を受賞しました。
『アートの中でアートを観る。』をコンセプトに、世界的建築家・坂茂氏が手がけた下瀬美術館は、瀬戸内海に浮かぶ島々から着想した可動展示室が特徴です。
望洋テラスからは、水盤に浮かぶカラフルな可動展示室や瀬戸内の多島美など、自然と調和した景色を楽しめます。
2. 建築初心者でも楽しめる！おすすめ建築スポット３選
広島アンデルセン（被爆建物）
2020年のリニューアルにより、被爆建物の意匠や外壁の一部を保存しながら建て替えた点などが評価され、「第18回ひろしま街づくりデザイン賞」大賞にも選ばれました。
元の建物は、1925年に三井銀行広島支店として建てられたもので、現在もその重厚感を残したまま、広島県民の食生活を彩る施設として賑わいをみせています。
御手洗
神社、港湾施設、街並みなど、近代以前の建築物が保存されており、タイムスリップしたような感覚を味わうことができます。
とびしま海道の整備により、本土から車で行くことも可能です！
千光寺頂上展望台 PEAK
設計は、京都市京セラ美術館やルイ・ヴィトンの店舗など、国内外で数多くの建築物を手がける建築設計事務所「AS」 が行いました。全長約63m、その曲線美が印象的な展望デッキからは、尾道水道やしまなみ海道など、これぞ尾道！といった景色を一望することができます。
特に、晴れた日の絶景は必見です！
3. 広島建築の魅力を知る
広島では、2013年から県内の魅力的な建物を発掘し、発信するプロジェクト「ひろしまたてものがたり」が行われています。
建物の歴史や背景を感じながら、普段とは違う視点で広島の街歩きを楽しみましょう！
