戦国武将 毛利元就が居城とした中国地方最大級の山城跡

【国史跡・日本100名城】標高390m 比高190m 東西1.1km 南北0.9km 戦国武将毛利元就が居城とした郡山城は、可愛川えのかわと多治比川たじひがわの合流点の北側に位置し、吉田盆地を見渡す場所に築かれた中国地方最大級の山城です。本丸を中心に放射状に広がる尾根を利用し、無数の郭が築かれています。 築城時期は不明ですが、15世紀中頃には、郡山の南東の独立した尾根上に毛利氏の本拠城として存在しており(本城)、元就の時代(16世紀中頃)に全山が城郭化されたと考えられています。 元就は嶝かさと呼ばれた山頂で暮らし、城内には主要な家臣が配置されていました。 その後、孫の輝元の時代には修築や城下の整備が行われています。 天正19(1591)年に本拠を広島城に移したのちも郡山城は維持されていたと考えられますが、慶長5(1600)年の関ヶ原合戦後、毛利氏の防長転封により廃城となりました。

INFORMATION

住所
731-0501安芸高田市吉田町吉田
電話番号
0826-47-4024
Webサイト
駐車場備考
あり

ACCESS

731-0501 
安芸高田市吉田町吉田

車 中国自動車道高田ICから約15分 公共 広島バスセンターからバス約1時間30分安芸高田市役所前下、徒歩5分

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