広島の男子プロバスケットチーム「広島ドラゴンフライズ」は、「B.LEAGUEBリーグ)」のB1リーグ西地区に所属しています。「スポーツと平和」をコンセプトに、フェアプレーに徹した選手を表彰する「おりづる賞」を設けるなど、広島らしさを大切にしています。

広島に根差したプロバスケットボールチーム

「広島ドラゴンフライズ」は2013年に設立し、Bリーグの前身の2つのうちの1つ「ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)」に2014-15シーズンから参入しました。名前のドラゴンフライは英語で「トンボ」を意味し、トンボは、前に飛んで決して後ろに下がらない勇猛果敢な虫として「勝ち虫」と言われ、勝利を呼ぶ縁起の良い虫で、宮島に日本固有亜種「ミヤジマトンボ」が生息することから名付けられました。チームカラーの朱色は宮島の鳥居をイメージしています。

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創設10シーズン目、2023-24シーズンにリーグ初優勝

NBLに2014-15シーズンから参入。その後、NBLとbjリーグが統合し、現在のBリーグが誕生しました。B2(2)からのスタートでしたが、熱心なブースター(ファン)の後押しもあり、2019-20シーズンにB2西地区優勝。2020年にBリーグのB1(1)に昇格。2023-24シーズンはワイルドカードからBリーグ王者を決めるチャンピオンシップで勝利し、クラブ創設10シーズン目で初優勝しました。

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広島の想いを大切にするチームづくり

「広島に、バスケでつながる風景を。」をスローガンに掲げ、原爆から復興を遂げた広島の歴史や国際平和スポーツ都市であることを大切にしたチームづくりが行われています。県内の小中高校にホームゲームを無料で観戦できる「ドリームカード」を配付するなど、地域のスポーツ振興にも取り組んでいます。

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会場を盛り上げるマスコットとチアダンスチーム

広島県の県鳥の「アビ」をモチーフとした6人目の選手「モヒカンアビィ」がマスコットキャラクターです。専属チアダンスチーム「FLYGIRLS」と一緒に、応援やパフォーマンスで会場を熱く盛り上げています。

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