【2025年秋】尾道・福山で楽しむ街なかアート旅|建築祭と現代アート展
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今回のテーマは、旅とアートです。
この秋、尾道と福山では魅力的な特設展が開催されます。世界的建築家の作品に触れたり、まちに溶け込む現代アートが楽しめるなど、いつもとは少し違う旅が体験できるかも?
尾道は、坂の町と呼ばれる独特の地形や古寺の景観が。福山は、城下町としての歴史や鞆の浦の文化遺産という背景が。このふたつの地域は、古くから画家や映画人に愛されており、さまざまな作品の題材にも選ばれています。うつくしい街並みといっしょに市民参加型のイベントや建築の祭典が楽しめることから、幅広い層に人気を得ています。
今回は、ふたつのエリアで開催されるイベントについてご紹介いたします。
2025年10月を初回とする、 #3年に一度の建築祭 。福山と尾道を舞台に、世界の巨匠から若手まで23組の建築家が参加し、建築を通じて未来の社会や暮らしを考える祭典です。
専門分野としての「建築」だけでなく、ご家族みんなで楽しめるようなカルチャーイベントとして触れることができるのも魅力のひとつです。
街歩きとともに、作品展示やトーク、子ども向けワークショップまで、多様なプログラムが計画されています。
会期:2025年10月4日(土)~11月30日(日)
建築界のノーベル賞と言われる #プリツカー建築賞 を受賞した、日本の建築家に焦点を当てる企画展です。この賞を受賞した日本人建築家は、2025年時点でアメリカと並び8組と、世界一の受賞者数を誇ります。なぜ日本の建築家は世界で評価され、どのようにして世界レベルに達したのか?その魅力と真相に迫ります。
写真提供:尾道市立美術館
ひろしま国際建築祭2025のテーマ「つなぐ―『建築』で感じる、私たちの“新しい未来”」に呼応し、未来を担う5組の建築家がそれぞれの視点から新たなヴィジョンを提示する試みです。「海」「自然」「市民」「風景」「宇宙」との視点から構想された5つの提案は、環境と社会の新たな結びつきを探るものであり、建築がいかにして私たちの未来を形づくるかを問いかけます。
Mars Ice House
©Clouds AO/ SEArch+
建築祭の展示場所でもあるLOG。昭和38年に千光寺山の中腹、先進的な山の手のアパートメントとして誕生しました。尾道のまちを見渡しながら、触れ合ったアート作品を思い返すのもいいかもしれません。
福山の地元住民も運営に関わる、 #地域一体型 のアートイベント。期間中は、鞆城跡や名所旧跡、鞆の浦の各所にあるお寺やカフェなど、町一円を大胆に使ってユニークなアート作品を展示しています。
かつて潮待ちの港として栄えた歴史ある鞆の浦の町並みを散策しながら、多様なアーティストの作品を楽しむことができます。
会期:2025/9/28(日)~2025/10/19(日)
*最終日(10月19日)は、午後3時まで
福山市鞆の浦にある、古民家リノベーションホテル。日本最古の港町の文化と暮らしを泊まりながら楽しむことができます。夕方は散歩でもしながら、アートな1日を振り返るのもいいかもしれません。