平和を奏でるオーケストラ 広島交響楽団について知ろう!

広島市を拠点とする広島交響楽団(広響)は、1963年に市民交響楽団として発足し、1972年にプロ化された中国地方を代表するオーケストラです。日本で唯一「国際平和文化都市」の名を冠する地のオーケストラとして、「Music for Peace」を掲げ、音楽を通じて平和への願いを発信しています。
2024年度からはChristian Armingが音楽監督に就任し、年間10回の定期演奏会や8月の「平和の夕べ」などを開催しています。近年ではMartha Argerichをはじめ、Gidon Kremer、Mischa Maisky、Leonard Slatkin、Vladimir Fedoseyev、Volkhard Steudeなど、世界的な指揮者やソリストを招き、クラシック音楽の真髄をお届けしています。
広響は、平和公園に近い様々な会場で定期的に公演を行っています。クラシック音楽の主要な作品から、日本の作曲家の作品、そして平和をテーマにした作品まで、多彩なプログラムを楽しめます。生演奏ならではの迫力と感動は、きっと忘れられない広島の思い出となるでしょう。
「オーケストラのコンサートには、特別な服装やマナーが必要なのでは?」…図書館や美術館等と同様の一般的なマナー(他のお客様にご迷惑とならない気遣い)を守れば大丈夫です。
広響のコンサートは、普段着で気軽にお越しいただけますし、クラシックが初めての方も心より歓迎しています。
広響は、学校や地域での音楽教室、スポーツチームとのコラボレーションなどを通じて、地域社会の活性化に貢献しています。また、世界的な音楽家との共演や平和を願う特別コンサートを開催し、広島から世界へ音楽の力でつながりを広げています。
原爆ドームや平和記念公園といった観光名所に加え、広響のコンサートを旅のプランに加えることで、広島の歴史と文化をより深く体験できます。広島の夜を彩る感動的な音楽体験は、忘れられない思い出となるでしょう。