宮島初級編
広島を代表する観光名所・宮島。日本三景の一つにも数えられ、毎年多くの人が訪れています。ここでは宮島を訪れた際に、必ず立ち寄りたいマストスポットを紹介します。
まずは嚴島神社へ
瀬戸内海に浮かぶ島のシンボル
1996年に世界遺産に登録された嚴島神社。平清盛により建立された社殿は、海を敷地とした独創的な配置構成、平安時代の寝殿造りの様式を伝える日本屈指の名社です。境内の沖合200m先には、宮島のシンボルでもある高さ約16mにもなる大鳥居が自身の重みのみで建っており、潮が引くと真下まで歩いて行くことができます。海の上を廻廊で結んだ朱塗りの社殿は、潮が満ちてくると海に浮かんでいるようにも見え、唯一無二の世界観を生み出しています。
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歴史深き宮島土産
宮島土産の王道「もみじ饅頭」と「杓子(しゃくし)」
宮島土産と言えば、やっぱりもみじ饅頭。もみじ饅頭が誕生したのは1906年。宮島の旅館岩惣のおかみが、高津常助菓子職人に依頼して作ったのが始まりだと言われています。こし餡、つぶ餡のほか今や定番となったチョコレート、カスタード、抹茶、チーズから、お店ごとに考案された個性あふれる変わり種まで、多彩な味を楽しめます。島内にしかないお店もたくさんあるので、お気に入りのもみじ饅頭を見つけてお土産にしてみてはいかがでしょう。
もみじ饅頭と並ぶ宮島土産の代表格「杓子」は200年以上の歴史を誇る伝統工芸品で、実用品としてだけでなく縁起物のお土産としても人気です。縁起物として有名になったのは、「幸せをめしとる」という語呂からなのだとか。家族や友人にはもちろん、自分用にもぜひ買って帰りましょう。