呉市の倉橋島音戸地区でつくられた「ちりめん」は瀬戸内海の潮の香る、風味豊かな味わいが自慢。広島県の名産品として知られていて、お土産などに人気です。
呉のちりめん
県の名産品「呉のちりめん」
“ちりめん”とは、一般的に“しらす”のことをいい、カタクチイワシの稚魚として知られています。呉市の南に位置する倉橋島音戸地区の近海で獲れた「呉のちりめん」は全国的に有名で、広島県の名産品のひとつに数えられています。
「ちりめん」と、「しらす干し」の違いって?
しっかりと乾燥させた「ちりめん」
「ちりめん」も「しらす干し」も、カタクチイワシの稚魚を塩水で2、3分ゆでてから乾燥させたもの。しっかりと乾燥させたものが「ちりめん」で、関西でよく使用されています。 「しらす干し」は生乾きにしたもので、関東でよく用いられています。乾燥度が高い「ちりめん」の方が、日持ちがよいと言われています。
「呉のちりめん」の美味しい食べ方
炊きたてご飯にのせて食べよう!
「呉のちりめん」は潮の香る、風味豊かな自然の味わいが特徴。カルシウムやビタミンをたっぷり含んでいます。ちりめんを入れた大根おろしに少し醤油をたらして、炊きたてご飯の上にのせて食べるととても美味しい!パスタの具材や、サラダの上にまぶして食べるのもおすすめです。