広島グルメの特徴

穏やかな瀬戸内海に面し、豊かな自然とともに発展してきた広島。
この土地ならではの食文化は、長年にわたって地元の人々に愛され、受け継がれてきました。

そんな広島には、お好み焼や瀬戸内の新鮮な海の幸、ブランド牛、地酒など、名物グルメが満載です!
ここでは、広島に来たらぜひ味わってほしい「歴史に育まれた」広島グルメの魅力をご紹介します。

1.お好み焼

“一銭洋食”から生まれたお好み焼

  • お好み焼-1
  • お好み焼-2
  • お好み焼-3
  • お好み焼-1
  • お好み焼-2
  • お好み焼-3

お好み焼のルーツは、大正時代に関西で誕生した「一銭洋食」。
戦後の物資不足の時代、空腹をいやす食べ物として、一銭洋食にキャベツやもやし、焼きそばなどを入れ、腹持ちを良くしたのが広島のお好み焼のはじまりとされています。

そんなお好み焼ですが、広島県内には実に約1,300軒ものお好み焼店があり、その数はなんとコンビニエンスストアの店舗数に匹敵するほどです。
同じお好み焼でもお店によって、「ふわっと蒸し焼き系」や「パリパリ焼き系」など、味わいも食感も多種多様。
一軒で満足せず、何軒も巡ってみて、お好み焼の奥深さを味わってみてください。

2.瀬戸内の牡蠣

一年中楽しめる!広島湾の恵み

  • 生牡蠣
  • 焼き牡蠣
  • 焼き牡蠣と日本酒
  • 生牡蠣
  • 焼き牡蠣
  • 焼き牡蠣と日本酒

広島は日本一の牡蠣の産地で、全国の約6割の生産量を誇ります。
その歴史は古く、なんと室町時代から養殖が行われていた記録が残っています。
ミネラル豊富な瀬戸内海の海水が、ぷりっとした食感と濃厚な旨味の牡蠣を育ててきました。

10月になると牡蠣の水揚げが始まり、各地では牡蠣祭りや牡蠣小屋のオープンで賑わいます。
近年は加工技術の進化で、一年中楽しめるごちそうに。
広島を訪れたら、旬でもオフシーズンでも、海の恵みをぜひ味わってみてください。

3.瀬戸内さかな

いつ来ても今が旬!?四季折々の出会いを楽しめる「瀬戸内さかな」

  • 瀬戸内さかな_盛り合わせ
  • 瀬戸内さかな_日本酒とのペアリング
  • 瀬戸内さかな_刺身
  • 瀬戸内さかな_盛り合わせ
  • 瀬戸内さかな_日本酒とのペアリング
  • 瀬戸内さかな_刺身

広島の海は、瀬戸内海の中でも浅く、干潟や藻場が多いため、魚が産卵し成長する“海のゆりかご”と呼ばれています。
季節ごとに水温が大きく変わることで、春夏秋冬いつ訪れても旬の魚が楽しめるのが魅力です。

タイ、穴子、スズキなどの白身魚は、繊細で上品な味わいが特徴。
まろやかな広島の地酒(日本酒)と合わせることで、さらに美味しさが引き立ちます。
旬の瀬戸内さかなと地酒のペアリングを、ぜひ味わってみてください。

4.地酒(日本酒)

広島が誇る酒処!西条で味わう至福のひととき

  • 広島の地酒(日本酒)
  • 広島の地酒(日本酒)_飲み比べ
  • 美酒鍋
  • 西条酒蔵通り
  • 広島の地酒(日本酒)
  • 広島の地酒(日本酒)_飲み比べ
  • 美酒鍋
  • 西条酒蔵通り

お酒好きなら一度は味わいたい、酒都・西条の日本酒。
軟水で仕込まれた日本酒は口当たりが柔らかく、繊細な味わいが特徴です。

7つの酒蔵が集まる西条酒蔵通りでは、各蔵で日本酒の飲み比べが楽しめるほか、毎年10月には酒祭りも開催されます!
さらに、日本酒を使った郷土料理「美酒鍋」や、酒粕を使ったスイーツも豊富のため、日本酒好きの方は要チェックです!

5.比婆牛(ひばぎゅう)

知る人ぞ知る!広島の「幻のブランド和牛」

  • 比婆牛
  • 比婆牛_ステーキ
  • 比婆牛
  • 比婆牛_ステーキ

広島県の北部、自然豊かな中国山地に位置する庄原市。
この地で大切に育てられているのが広島県を代表するブランド和牛「比婆牛(ひばぎゅう)」です。
生産されている頭数が少なく、ほとんどが広島県内で消費されるため、幻の和牛と言われています。

比婆牛の脂は、オリーブオイルと同じ成分を多く含んでおり、融点が低く、口溶けや風味の良さが特徴です。
このため冷製料理などで提供するお店もあります。
広島を訪れる際には、ぜひ食べてみてください。

6.汁なし担担麺

広島で独自に進化した「汁なし担担麺」

汁なし担担麵

ピリリとしびれる山椒の刺激に、ラー油の辛さがクセになる。
広島で人気を集めるご当地グルメ、それが“汁なし担担麺”です。

発祥は2000年代初め、あるラーメン店が、四川料理をヒントにしながら開発。
地元で評判となり、今では広島市内を中心に専門店が多数営業しています。

7.あなご飯

宮島観光の定番!散策の合間にぴったり

あなご飯

宮島を訪れたら、ぜひ味わって欲しいのがあなご飯。
あなごの骨からとった出汁で炊き上げたご飯に、香ばしい蒲焼きのあなごがたっぷりのった贅沢な一品です。

食欲をそそる甘辛いタレと、柔らかくあっさりとした身のバランスが絶妙で、最後の一口まで箸が止まりません!
食べ歩きも楽しめる宮島ですが、散策の合間にゆっくり腰を下ろして味わうあなご飯も格別の美味しさです。

8.コウネ

お酒好き必見!県民定番の居酒屋メニュー

コウネ_居酒屋メニュー

「コウネ」とは牛肉の肩バラ肉のことで、1頭からは2kgほどしか取ることのできない希少部位です。
薄くスライスされているのが一般的で、脂身が多く、しっかり噛み応えがあるのが特徴。

嚙めば嚙むほど脂の甘みが広がるので、塩やレモンなどシンプルな味付けで食べるのがおすすめ!
広島では焼肉屋はもちろん、お好み焼屋や居酒屋などでも提供され、間違いなくお酒が進む一品として愛されています。

9.もみじ饅頭

広島の定番お土産

  • もみじ饅頭-1
  • もみじ饅頭-2
  • もみじ饅頭-3
  • もみじ饅頭-4
  • もみじ饅頭-1
  • もみじ饅頭-2
  • もみじ饅頭-3
  • もみじ饅頭-4

もみじ饅頭は、明治時代に宮島の旅館で生まれたとされています。
宮島の象徴でもある紅葉と、嚴島神社への参拝客向けのお土産として考案されました。

ふんわり焼き上げたカステラ風の生地に、なめらかなこしあんがたっぷり。
最近では、チョコ、チーズ、抹茶など、100種類を超えるもみじ饅頭が登場し、「揚げもみじ」などのアレンジ商品も食べ歩きの定番になっています。
焼き上げから包装まですべて自分で作る「手焼き体験」も楽しめるため、旅の思い出づくりにも、お土産にもぴったりです!

10.むさしのお弁当

旅の締めくくりにはこれ!県民が愛するむさしの弁当

若鶏むすび

広島といえばむさしのお弁当!
その中でも、特におすすめしたいのが「若鶏むすび」です。
ジューシーな若鶏の唐揚げと、ふんわり握られた三角むすびがセットになったお弁当は、シンプルながら、懐かしさを感じる味。

野球観戦の定番としても親しまれており、唐揚げ、おむすび、ビールの相性は抜群です!
旅の締めくくりには、県民にも観光客にも愛され続ける、むさしのお弁当をご堪能ください!

グルメイベントカレンダー

広島県内では食のイベント・キャンペーンが目白押し。
広島を訪れる際は要チェック!

イベントカレンダー画像

ひろしま観光アプリKINSAI

KINSAIユーザーおすすめの「これぞ広島!」な名物グルメをチェック!
県民行きつけのお好み焼屋や、もみじ饅頭はこの味がおすすめ!など、ディープな情報が満載です!

Q.年間を通して食べられる、「これぞ広島!」なグルメといえば?

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